CASIO プロトレック 【PRW-60Y-1AJF】 レビュー
先日、県外へ仕事に行きまして。
色々と苦労しつつも無事に終わったので、頑張った自分へのご褒美を買ってしまいました。
⌚カシオのプロトレック⌚
腕時計です!
お値段もそこそこだったので自分としては奮発しすぎた感がありましたが、「買ってよかった!」と思えるものだったので結果オーライです。
ネットで探しても自分が買った機種についてはあまりレビューがなかったので、今回記事にしてみました。
(´-`).。oO 自慢したい気持ちが7割なんだけれども
購入に至るまでの経緯
前々から新しい腕時計が欲しいと思っていて、最近話題の「スマートウォッチ」がいいなあと考えていました。
ですが、色々調べると自分の性格や使い方に適していないと感じることが・・・。
購入前に考えていた、スマートウォッチのマイナスポイントを挙げますと、
- 何日かに一回は充電が必要(めんどくさい)
- アップルウォッチ以外のスマートウォッチだとiPhone(iOS)と完全に連動できない(どうせなら機能をフルで使いたい)
- 画面が大きいものが多い
- LINEなどの通知が確認できたり音楽が再生できたりするが、別に腕時計で操作する必要がない
うーん。
今振り返っても敢えてスマートウォッチを選ぶ必要はなさそうですね。
そんな中、仕事先で地震などの災害について学ぶことがありまして、仕事柄「被災地に支援に行く」なんてこともあり得るようになったので、そういったときにも使えるタフな腕時計が欲しいと思うようになりました。
そこで色々調べてみると、メーカーやデザインも様々でどんな環境でも使用できる「登山用の腕時計」が良さそうなので、それに絞って探してみることにしました。
数ある登山用腕時計からCasio プロトレック【PRW-60Y-1AJF】を選んだ理由
私の求める腕時計の条件は以下のようなこと。
- ソーラー発電で電池切れの心配がない(災害時も使える)
- デジタルではなくアナログ表示であること(仕事柄、秒針での時間計測が必要)
- いかにも「登山用」という感じではなく、普段使いできるデザイン
- べらぼうに高価でない
登山用の腕時計で調べると本当にたくさんのメーカーが魅力的なデザイン・機能の時計を出しています。上記の条件もバッチリ満たしてくれるものもたくさんありました。
しかし、「どれにしようかなあ」と意気揚々に調べているところ、実際に装着されている写真をみていると違和感が・・・。
デカい
どれもサイズが大きいのです。
登山用なだけあって視認性を高めるために必要なことだとは思いますが、チョットしたお出掛けでも気軽につけれるものがいいんですよね。
登山用だとカラフルなデザインで素敵なものもありますが、色使いとその大きさから、物によっては薄目で見れば妖怪ウォッチに見えなくもない (´_ゝ`)
そんなこんなで、サイズコンパクトな登山用ウォッチがないかと探していたところ、ようやく見つけたのがCasioのプロトレック【PRW-60Y-1AJF】なのでした。
プロトレック【PRW-60Y-1AJF】の良いところ
一仕事終えた解放感から、やや躁状態での即決購入でしたが、機能やデザインは申し分なく我ながら良い買い物だったと思います。
機能などの詳細は公式のページをご覧ください。
以降は、実際に使ってみた上での【PRW-60Y-1AJF】の良いところ悪いところをご紹介します。
デザイン
見た目がかっこいい!
毎日つけるものだから、自分の好きなデザインであることは重要ですよね。
(正面)
(側面)
(後面)
シンプル・イズ・ベスト!
好みは人それぞれだと思いますが、
飽きが来ないデザインで私は気に入ってます。
カラーはブラックを選びましたが、合わせる服の色も気にしする必要もありません。
※普段時計を置いているロボ君と一緒に撮っています。時計付近に見える赤い突起部分は時計のデザインではなくロボ君の耳なのでご注意を。分かりにくくてすみません(´・ω・)
大きさ
実際に装着するとこんな感じ。
やせ型で手首は細いほうですが、時計が大きくて目立つことはありません。
時計そのもののデザインも大切ですが、実際に装着してみて自分の腕に合うかも重要ですね。
時計が悪目立ちしないので、タウンユースでも十分使えるサイズ感です。
ロマン溢れる機能満載
登山用なだけあって色んな機能が付いています。
- コンパス
- 気圧測定
- 温度
- 高度
- ストップウォッチ
- タイマー
などなど。
山登りをしない私にとっては必要のない機能がいっぱいですが、暇なときに気圧見たりして「ふーん。今は1015ヘクトパスカルかあ」と謎の情報を得ては気象状況に詳しくなった気で楽しんでいます(笑)
でも、もちろん雰囲気だけ楽しむのではなく、気圧の変化がグラフで表示されるのでそれを見て天候の変化を察知できたりするみたいですよ。
視認性(日中に限る)
カラーをブラックにしたのには理由があります。
秒針が赤色なんです。
ネイビーのカラーとも迷ったんですが最後の決め手が秒針の色になりました。
ネイビーは秒針が背景と同じような色で若干見にくいんです。
これは秒針での時間計測が必要という、すごく個人的な理由になりますがブラックカラーに限り秒針が目立つ配色なので細かい時間を把握する上ではメリットになりました。
それと、これも個人的な理由なのですが、仕事の都合上で時間をきっちり記録する必要がありまして。
アナログ表示だと、どうしても細かい目盛りが見にくくて1-2分誤って時間を把握してしまうリスクがあるのですが、この時計の場合デジタル表示部分にも時間を表示できるので個人的に助かります。
プロトレック【PRW-60Y-1AJF】の悪いところ
夜間の視認性が悪い
大きな目盛りや長身・短針は夜間微弱に光って見えるのですが、正直見にくいです。
また、文字盤を照らすライトもついていますが、明かりが小さく点灯時間が短い(1秒くらい)です。長押しでの連続点灯もできません。
まあ、夜暗い中であれば大体の時間がわかれば十分だと思うのですが、許容できる範囲を少し下回っていたかなと思います。
装着感はいまひとつ
これまで使用してきた腕時計はこんな感じ。
手首が細く、時計が腕をくるくる回ったり、手首にリュウズなどが当たるのが嫌でこれまでも文字盤の小さいものを選んでいました。
特に使っていたのが、写真右の【Casio G-SHOK】の文字盤が四角いタイプ。
こやつが腕にガチっとはまって最高だったので、それに比べるとプロトレックは装着感では劣ります。
見た目は良いのですが、文字盤が他より大きいのでどうしても手首周りにスペースができてしまい、腕を上げたときにずり落ちたり、文字盤が明後日の方向を向いていたりすることがあります。
慣れもあるのでしょうが、ビタッっと腕にはまって欲しかったです。
温度・高度は曖昧
私最近、気圧博士なもんで気圧についてはよく調べたりするのですが、この時計の気圧表示はほとんど正解です。
しかし、温度と高度は信頼できません。
温度は体温の影響を受けるので装着中は実際の数値よりかなり温度が上がります。
高度も気圧からの測定なのか、同じ場所でも「-30m」だったり「60m」だったりとかなりの誤差が見られます。
高度に関していえば、手動であらかじめセットしておけば、昇降に合わせて正しく高度も変化するようですが・・・。
ちょっと面倒ですね。
「トリプルセンサー」とロマンある機能ではありますが、おまけ程度で考えたほうが良さそうです。
もし、ガチ登山をする人で高度などを重視するひとであれば、ほかの時計にしたほうがいいと思います。
まとめ
以上、CASIO プロトレック 【PRW-60Y-1AJF】の良いところ・悪いところをまとめてみました。
まだ使い始めて数週間ということもありザックリしたレビューになってしまいましたが・・・。
結論を言えば、買ってよかったです!
ちょこちょこ不満はあるけれど、
ソーラー・アナログ表示・コンパクトサイズ・タフのすべてを満たした腕時計はそこまで多くありません。
コンパクトっていうところが一つ大きな壁ですね。
そんな中でも、プロトレック 【PRW-60Y-1AJF】は上記の条件を満たしつつ、デザインもカッコいい時計でした。
私と同じような条件で腕時計を探しているのなら、ぜひおススメします!!
(´-`).。oO ところでロボ君、時計を支えてくれてありがとう。ほんとはスマホホルダーなのにね(笑)